韓国ビザ

【日韓ハーフ】F4ビザ取得方法

今回は日韓ハーフが取得できるF-4-11在外同胞ビザについて解説していきます

{注意}F-4-12
o 父母の一方又は祖父母の一方が過去に大韓民国の国籍を有した者で外国の国籍を取得した者
とは異なります。

まず絶対条件として、韓国と日本の両方に出生届を出している方に限ります。

F-4-11とは何か?

領事館、大使館のホームページにはこのように記載されています。
F-4-11
o 過去に大韓民国国籍を有したもので外国国籍を取得した者

わかりやすく言うと、韓国籍と日本国籍の両方を持っていたが、国籍選択をする際に日本国籍を選択した人ということになります。

やることは大まかに書くと

1.韓国籍の放棄
2.犯罪履歴証明書の発行
3.ビザの申請
4.韓国へ渡航
5.国内居所申告証の作成

の順番になります。

では詳しく解説していきます。

1.韓国籍の放棄

最初に、韓国籍の放棄をします。
韓国籍を選択したいと思った方は↓の文章を読んでください。

日本でずっと暮らしていた方は、韓国籍を放棄することをお勧めします。
理由は韓国籍には学歴がついていないためです。
つまり、日本の学校を出た人は日本国籍に学歴が追加されます。
日本国籍を放棄するということは、日本の学歴も同時に放棄するということと同じ意味になるからです。

必要書類
・国籍選択届
・日本の戸籍謄本(発行後6ヵ月以内のもの)2通
・届出書2通(窓口常備)
・ご本人の日本旅券
・ご本人の身分証明書
・窓口に来た人(法定代理人)の本人確認書類(旅券等

引用
https://www.kr.emb-japan.go.jp/itpr_ja/consulate_kokuseki.html

日本の戸籍謄本ですが、
日本の戸籍謄本の韓国語翻訳を作成しておきましょう。一緒に住民票も翻訳しましょう。
今は、韓国の方は漢字を使用しませんし、漢字には韓国の音訓があります。
間違って韓国の読み方で登録されることがあるので、今はそのような間違いがないように、日本語の韓国語訳が必要になります。

翻訳の仕方は、日本の戸籍謄本の見た目そのまま、言語だけ韓国語で作成します。
また、翻訳した一番最後に、住んでいる市長の名前が必要になります。
書き方をしっかり領事館の方に確認をして完成させましょう。

また、上記に記載した必要書類は基本的なものになります。
人によっては増えたり減ったりするので、領事館の方にしっかり確認するようにしてください。

書類がそろいましたら、必ず本人が出向き、国籍を放棄するサインを書くことになります。
この時のサインは、ハングルで自分の名前を書きます。
これで、申請は完了です。

国籍放棄には申請してから、半年ほどかかります。
F4ビザを申請したい方は、ビザを取りたいと思っている年の1年前には申請を始めましょう。

2.犯罪履歴証明書の発行

韓国領事館へ出向き、犯罪履歴証明書を発行するための書類をもらいます。
必要書類
・パスポート(残存期間:申請日より6ヶ月以上)原本
・日本の戸籍謄本
・日本の戸籍謄本の韓国語翻訳
・日本の住民票または運転免許証のコピー
・日本の住民票の韓国語翻訳
・韓国の家族関係証明書
上記の書類を所持していったら問題ないでしょう。
申請書や、顔写真は領事館に置いてあるので、その時に書いたり写真を撮れば問題ないです。
韓国の家族関係証明書は、日本で住んでいる限り領事館で発行するしか方法がないです。
親御さんが、韓国籍の場合、住民登録番号があるので、それに従って発行してもらえばいいと思います。
また、これも時間がかかるそうですので、早めに発行の申請をすることをおすすめします。

犯罪履歴証明書を発行する申請書は、その日に出ます。
その書類をもって、住民票に載っている県庁所在地の警察署本部まで直接行き、申請します。

必要書類
・パスポート(有効期限内、コピー不可)
・住民票(発行から6か月以内)、マイナンバーカード、自動車運転免許いずれか
・証明書発給の必要性が確認できる書類(領事館で発行した書類)

発行申請する際、本人の指紋を取ります。
代理申請はできないので、必ず本人が行かなければなりません。
また、この日以降に取りに来てくださいと書かれた書類を渡されるので、その書類を大事に保管し、受け取りの際、その紙と、身分証明書(パスポート)をもって、申請した警察署本部へ取りに行きます。
大体早くて、2週間ほどで受け取り可能です。

3.ビザの申請

必要書類
・査証(ビザ)発給申請書
・カラー写真1枚(3.5x4.5cm、背景:白、6ヶ月以内に撮影したもの)申請書へ貼り付け
・パスポートのコピー
・パスポート(残存期間:申請日より6ヶ月以上)原本
・日本の戸籍謄本
・日本の戸籍謄本の韓国語翻訳
・日本の住民票または運転免許証のコピー
・日本の住民票の韓国語翻訳
・家族関係証明書または、閉鎖された個人の基本証明書
・犯罪履歴証明書
・TOPIK(あれば)

※日本の公的身分証としてマイナンバーカードができましたが、場所によっては、使用できない場合があります。
F4ビザは居住ビザになります。目的は居住と書きましょう。

以上の書類をもって韓国領事館に行きましょう。
この際、受取日の書類をもらい、パスポートは預けたままとなります。
国籍放棄がすでにできている状態で、戸籍がすでに整っている状態であれば、女性の場合難なく発給されると思います。
男性の場合は、兵役が関連しているため、若いうちはF4ビザは厳しいかもしれません。

受取日になり、ビザを取りに行った際ビザ発給確認書とパスポートが返却されます。
この際、TOPIKの結果を出している場合は2年、出していない場合は1年のビザが発給されます。
TOPIKの結果は最低レベルの1級が取れていれば、2年出ますし、結局は受けなければならないので、ビザ発給前に一度TOPIKを受けておいたほうが、ビザも出やすいのでお勧めです。

4.韓国へ渡航

Qコードがなくなったので、航空券の予約だけで問題ありません。空港には2時間前に到着しましょう。
入国審査手続きの際、パスポートにビザのシールが貼られます。

5.国内居所申告証の作成

住民登録証、外国人登録証と同等の身分証明カードです。
入国して90日以内に申請をしなければ罰金となっています。
また、このカードがなければ、通帳も、電話も契約ができません。

書類
・外国人事務所予約票
・F4在外同胞用統合申請書
・閉鎖された基本証明書
・家族関係証明書
・外国人職業申請書
・カラー写真1枚(3.5x4.5cm、背景:白、6ヶ月以内に撮影したもの)申請書へ貼り付け
・手数料3万W 郵便配達にする場合は3万4千W
・居住宿提供確認書
・居住宿提供してくれるひとの住民登録証のコピー
・パスポート
・パスポートのコピー

ハイコリアのURL
すぐに書類ダウンロードのサイトに飛びます。
https://www.hikorea.go.kr/board/BoardApplicationListR.pt?page=1

韓国で閉鎖された基本証明書、家族関係証明書は、韓国籍に登録されている住所の洞センターで、取得することができます。
住民登録証がないので、お金がかかります。一つ2000Wほどです。パスポートを忘れず持って行きましょう。
居住宿提供確認書は、大家さんに書いてもらわなければなりません。あらかじめ、ダウンロード印刷をして、書いてもらってください。

外国人事務所予約票
外国人が多いため、予約をしないと受け付けてもらえないそうです。
毎日180人以上の人が来ます。
いきたい日付の1ヶ月前にはHikoreaにて、必ず予約をする必要があります。
予約の際は、日本にいる場合は、パスポートの番号でログインできないため、査証番号にてログインをしたらできます。

外国人事務所に着いたら、そのまま受付票をとらずに、待っていたら呼ばれます。
テレビ画面に番号が出てくるので、その通りに受付まで行けば問題ないです。
すべて提出してOKだったら、申請確認書をもらって終わりです。

国内居所申告証は出来るまで1ヶ月ほどかかります。

以上になります。
やることがいっぱいあるので、一つずつ、確実にクリアしていきましょう~

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